2020年08月16日
末松廃寺跡

石川県の野々市市にある末松廃寺跡。
ここについて色々調べると、必ず「法起式伽藍構成(ほっきしきがらんこうせい)」というキーワードが出てきます。
これなんじゃ?という事ですが、ざっくり言うと「塔と金堂を東西に並立する配置」という事です。
「法起式」の語源は法起寺というお寺が奈良にありまして、そこの配置がモデルになっているからそう呼ばれています。
末松廃寺がズバリ法起寺をお手本としたのか、あるいは中央からこんな風に作れと指示されたのか、今となっては知る由もありませんが、いずれにせよこの配置は当時の仏閣建築のスタンダードだったのでしょう。
Posted by べびー at
13:55
│Comments(0)